次の日からの1週間

私の離婚物語

最初のハードル

とにかく話を聞くだけ聞いて。
その場で、私は何かを言えるはずもなく、帰宅。

そして、最初のハードル。

両親に伝えなきゃ。

・・・・・・・いや。本当にいや。

妊娠中に浮気された挙句に、相手から別れてと言われるなんて。
しかも、会社にもバレてて、相手は地方へ転勤だなんて。

言いたくない。絶対に言いたくない。
私にだって、プライドがある。見栄もある。

だけど、自分の家には戻れないし。
今後のこともあるから言わざるをえない。

しかたなく、しかたなく、親に伝えた。

親の反応は・・・・・・自分のことに必死でよく覚えていないけれど、
たぶん、「そうなんだ」という感じだったはず。
きっと、かける言葉なんて、わからなかったと思う。

ただでさえボロボロだった私の心が、
伝えることで、プライドも傷ついて、さらにボロボロになったってことだけ
なんとなく覚えている。

シクシク、ジクジク。心が痛んだ。

書き出す

0歳はともかく、4歳の娘がいるから、泣くわけにもいかない。

それ以前に、感情は麻痺していて、泣けもしなかったけど。
だけど、心の中にぐるぐる色んな感情が渦巻いていて、どうにも苦しい。

どうせ眠れない夜中に、ノートにひたすら思いついたことを書き殴った。

「なんで」「どうして」「どうしよう」
「ひどい」「ありえない」「うそでしょ」
「あああああ」「ううううう」「あああああ」

書いて、現実が変わるわけではないけれど。
気持ちはちょっと落ち着く。

どうにもならない心のうちを、ノートに書き出し、なんとか自分を保っていた。

とにかく知識。そして条件。

感情はよくわからないことになっているけれど、

「離婚するにはどうしたらいいの?」
「何をしなければいけないの?」

を確認したくて、離婚How To本を2冊買って、空き時間に読み耽る。
ネットも検索しまくった。

・離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚があること
・浮気されたときの慰謝料の相場
・養育費の相場
・養育費は払われなくなることがよくあるから、公正証書などを取り交わして、
 いざとなったら、財産差し押さえができるようにしておくとよいこと
・行政に無料法律相談があるから、相談してみるとよいこと

など。
いろいろ知識を入れていくうちに、

「相手がどのような条件で別れようとしているのか」がわからないと、なんとも決められない。

と、思うようになり、相手の考えを聞くために、また会って話をする約束をした。

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