シンママの独り言「好きなことをして生きてほしい」

日々のあれこれ

昔は、子供たちには、

いい高校に入って
いい大学に入って
いい会社に入って
いい人と結婚してほしい

って思ってた。

それが「普通」で「当たり前」だって。

でも、コロナになって。
世の中の様子がいろいろ変わって。

毎日毎日、何台も通る救急車。
最近、やたらと聞くようになった、体の不調。
喘息、リュウマチ、膠原病、蕁麻疹。心筋梗塞。脳卒中も。

人生って、思っているよりもずっと短い
そして、体も心も元気で生きられるって、本当に貴重で大切なこと

って、しみじみと感じるようになった。

人生って、本当に限りがあるんだよ。

それなのに、「将来、いい大学にはいるために、今、頑張らなきゃ」って勉強して。

大学入ったら、
「将来、いい会社に入るために、しっかり勉強して、資格もとらなきゃ」って勉強して

会社に入れたら入ったで
「出世するためには、上司に気に入られるように、嫌なことでもしなきゃ」って働いて

老後、お金がないと困るからってずっと働き続ける。

生きているその時間を「今」のためじゃなくて、常に「未来」のために使っている。

それじゃ、一生「今」この瞬間を生きることなんてできないんじゃないの?
先のことを心配し続けて、常に先に備えて生きるのって、そんな人生楽しいの?

って、思うようになった。

真面目っ子で、教科書ひとつ忘れていても「どうしよ〜」ってパニックになるような子供だった私。

今の世の中の風潮から、一歩引いた見方をするようになるなんて思わなかった。

だから、本当のことをいうと、ちょっと怖い。
一般的と思うような子供の教育?から外れて、

「自分の好きなことを大事にしなさい」
「何かで迷ったら頭で考えるんじゃなくて、気持ちが動く方をとるんだよ」

って、子供たちにいうこと。
それでどんなふうな未来が待っているかわからないから。
そして、そこに私は責任を取れないから。
代わりに子供に人生を生きることはできない。

だけど、たかだか生きている時間は80年。春を迎えるのも80回。
地球の長い長い歴史の中だったら、ほんの一瞬にも届かない時間。

気になること、やりたいことも我慢して、将来のために生きるよりは
やりたいことを思いっきりやって、楽しんで、
失敗したら失敗したで、思いっきり悔しがって。
そこからまた始めてっていう人生の方が私はいいな。

子供に、そういう道をえらんでほしい。

そして、私もそういう道を選びたい

普通に、高校に入って、大学に入って、就職して、そのまま20年近く働いている、この現状。
このまま、定年、定年再雇用まで働くもんだと思ってた。

だって、老後に備えてお金貯めなきゃだし、子供の教育費だって必要だし。
と、やっぱり先に備えるために、今を生きている私。

自分のやりたいこと、なんて考えている暇もなかった。
ひたすら、毎日こなすだけで精一杯。

だけど、今の本当の気持ちは

緑豊かな、水も豊かな綺麗な土地で
価値観の合う仲間たちと一緒に、
のんびり好きなことして、たくさん笑って暮らしたい。
一緒に、美味しいご飯をたべて、美味しいお酒も飲んで。
時には一晩中、語り明かしたり。

そんな時間を過ごしたい。

どこに住むか、誰と過ごすか。どんな道を選ぶのか。
今はさっぱりわからない。

だけど、将来のためにいろいろ雁字搦めになっている気持ちを抜け出して、
ひたすら自分の「心地よさ」「好きなこと」を追求して、日々幸せを感じて過ごすこと

それだけは決めた。

子供たちにそうなってほしいなら、まずは自分からだよね。

日々、楽しんであれこれ試行錯誤して生きて、ふと後ろを振り返ったら、「自分の道ができていた!」って生き方をして、「あ〜〜〜、楽しかった!!」って思って、最後の時を迎えるんだ。

ね、一緒に好きなことして生きよう?
今、「生きている」ってことを楽しもう?

コメント

タイトルとURLをコピーしました