シンママの独り言「学校に行けない子供に。道はひとつじゃないよ。深刻にならずに生きてほしい」

子育て

上の娘(高2)が、学校に行けなくなった。

昨年の夏頃から、体調崩しがちで、「週に1日は休んでもいい」という、
なんとなくのルールの中、騙し騙し学校に行っていた。

今年度に入ってからも休みがちで。
それでも、授業の出席日数を自分でカウントしながら、なんとか行っていた。

だけど、先日下の娘からうつった風邪で、ダウン。
1週間ほど学校に行けなくて、次の週も月曜日は休んで、火曜日は行った。

学校に行っても体調悪くて苦しくて。
それでもなんとか1日頑張った。

そして次の日。

出席日数的に、休みたくない科目があるから行かなきゃ行けないのはわかっているのに、
体調悪くて、行けなくて。
おまけに休んでいた分の課題もてんこ盛りで、授業もわからなくて。

追い詰められて、プチッと糸が切れてしまった感じ。

何を話しても、心ここにあらずという感じで、反応がない。
本当に気持ちが切れちゃった感じ。

動揺した。
動揺したことを悟られちゃいけない。
子供と同じステージで悩んじゃいけない。
大人の視点から、「そこがすべてじゃないよ」と伝えるべき。

わかっているけれど、子供の前で「あ〜〜〜」となってしまった。

私って、本当に未熟。

子供には前から

道は一つじゃない。今いるところだけが全てじゃない。
だから、大丈夫!!!

って、伝えていたのに。
いざとなったら、私はこんなに弱い。
いわゆる「王道」的な、道から外れることが、こんなに怖い。

でも、きっと子供はもっと怖いはず。
だって、日本って、集団のルールを守って、集団から外れずに、生きていくことが正しい、正解って教わる教育だから。

そしてそれができない子は、いわゆる「落ちこぼれ」のような扱いだから。

だけどさ

勉強が得意な子がいて、
運動が得意な子がいて、
絵が描くのが得意な子がいて、
得意なことはないかもしれないけれど、人の気持ちがわかるとても優しい子がいて、

それぞれの個性があって、それぞれのいいところがある。
それぞれ、いいところを生かしていきていけばいいじゃない。

あなたには、あなたのいいところがある。

今、いるところが、しんどいなら、そこは逃げていい。
世界は広い。
あなたは、あなたが楽しく、楽に生きられるところを見つければいい。

今選んだところが違ったと思ったら、また別の道を試せばいい。
いいんだよ。何度でも、自分に心地よいところをみつけるまで。

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

逃げるために、通信制高校に転校することにした。
娘の心が、壊れる前に。

先生が、担任生でメンタル面のサポートもしっかりしてくれそうなところ。

だけど、本当は、私がちょっと怖い。
うそ、だいぶ怖い。
子供には、いざとなれば通信制に行けばいい、と言っておきながら。

行ったところで、こどもがどうなるかわからないから。
いつも、睡眠障害気味だけれど、昨日はびっくりするくらい、全く眠れなかった。
こわくて。怖くて。

でも、大丈夫。

こどもの笑顔がみたい。
学校でも、バイトでも、なんでもいい。
彼女ができる範囲で、できることをやってくれれば。

楽しく日々過ごせれば。

いつも、どんなときも、私はどーんと構えて。家の空気を明るくしよう。
家が、安心して、過ごせる場所であるために。

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