母と私の関係=奴隷関係⁉︎
先日、過去のトラウマと向き合い、自分を解放する「人生くるりんぱワーク」なるものに参加してきました。
2名の主催者さんが、それぞれ、私の男性性と女性性に乗り移り、私を縛っているものを探り当てるというもの。
乗り移られたお2人とも、「喉が締め付けられて何も喋れない」「まるで奴隷の様だ」と。
それを聞いて、「ああ、やっぱり」と思いました。
小さい頃から、母は、母の思い通りに動かないと機嫌が悪くなる、物にあたったり、大きな音を立てたり、態度で機嫌が悪いことを示す人でした。
そんな母が恐くて怖くて、ただただ、機嫌が悪くならない様に、機嫌が悪くならない様に、顔色ばかりを伺って生きてきました。
そうして、自分が何がしたいのか、何を考えてるのか、よく分からなくなってしまった私。
意思がなく、ただ従う=奴隷関係、が腑に落ちて、それだけでもなんだか気が楽になりました。
「もう、自分の思う通りに生きるから」と宣言
そのワークでは、トラウマの相手に向かって、トラウマに会った小さい頃に戻って、その時の気持ちを伝えるところまでをする。
他の人がしているのを見て、なんで声が出ないの?と思っていたけど、実際自分がしようとすると、これが声が出ない。
擬似母に向かって、「そういう態度はやめて」「私はお母さんのものじゃない」と言うだけ。でも、手がブルブル震える。
ああ、私はこんなに怖かったんだね。
それでも最後は、思い切って吐き出して、思いっきり泣いた。小さい私にヨシヨシしている感じ。
そうしたら、スッキリして。
「もういいや」と思えた。
表面的にはまだ変化はないけれど、私の中で、母との関係に区切りが着いた感じです。
そうして、これから関係が変わる、という予感。というか、当然変える。
幼い私の怖かった気持ちは昇華されたから。もう、母親の顔色を伺うこともない。
母(相手)は、自分より弱い人
最近、読んだ本の中にこんな言葉がありました。
「あなたの人間関係の悩みの根っこは親子関係にある」「親子関係に問題があれば、全ての人間関係に影響する」「親子関係から逃げては、問題解決しない」
大切なのは、「親を許すこと」。そのためには距離を置くこと。
無理に許そうとせず、自然に許せるまで、親より大人なるまで、距離を置く。
私の祖母(母の母)は、かなり強烈な人で、母も、たぶん私よりも更に縛られて生きてきたと思う。
だから、人間関係のあり方って、それしか分からないし、どうしても、そうなっちゃったんだね。
母も、弱い人なんだ。可哀想な人だったんだ。
そう思えたから、許せた。もう、いいやって思えた。
もういいやって、思えて、自分が本当に軽くなった。許すって、母のためでもなく、自分のためだったのか。
なんか、幸せです。
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